何度も繰り返す落ち込み。
同じような思考、同じような感情。
前は、それに気づかずに毎回のまれていました。
でもあるときから、少しだけ距離を置けるようになってきました。
「あ、これ、前にもあったやつだ」
そう思えた瞬間、ブレーキがかけられるようになったんです。
「また同じ道をたどってる」と気づけたことが転機だった
- 何かがうまくいかないと、「やっぱり自分はダメだ」と決めつける
- 疲れて動けないだけなのに、「怠けてる」と責めてしまう
- 誰かに返信できないだけで、「嫌われる」と思ってしまう
こういうパターンが、自分にはあると気づけたこと。
それが、回復の大きな一歩でした。
「これは、パターンです」と自分に言ってみる
たとえば、急に気分が落ちたとき、私はこう言います。
「これはパターンです。これは、今までにも何度も出てきたやつです」
そうやって、落ち込みや自己否定を“自分自身”と切り離す。
この視点があるだけで、全部を真に受けなくて済むようになりました。
反応ではなく「選ぶ」ことができるようになった
前は、気づいたら落ち込んでた。
でも今は、「このまま落ち込むか、それとも立ち止まるか」を選べる瞬間がある。
- 考えすぎる前に、いったん寝る
- ネガティブな妄想をメモに書き出す
- 「今回は流す」と決める
こうした行動を選べるようになると、自分の中に“余白”ができて、
落ち込みに完全に巻き込まれなくなってきました。
同じように見えて、ちゃんと違う
同じパターンに見えても、今の私はちょっと違う。
気づけるようになったし、対応の仕方も変わってきた。
その小さな変化が、じわじわと効いてきているのを感じています。
「またこのパターンか」と思えるようになったこと。
それは私にとって、回復の“見えない階段”の一段だったと思います。
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