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がんばってないのにしんどい。そんな自分に、罪悪感を抱いていた

病気と生きる技術

ベッドの中で一日を過ごした日。
誰とも会っていないし、何かを成し遂げたわけでもない。
むしろ“何もしなかった”に近い。

でも、心も体もしんどい。

そんなとき私は、「がんばってもないのに、なぜ疲れてるんだろう」と自分を責めていました。
それが、いちばんつらかった。


“がんばった証拠”が見えないと、自分にダメ出ししてしまう

世の中には「努力したら成果が出る」「働いたら疲れる」というわかりやすい因果関係がある。
だからこそ、休んでいるのに疲れていると、「おかしい」と感じてしまう。

「動いてないくせに、なぜこんなにしんどい?」
「怠けてるんじゃないか?」
そんな声が、ずっと心の奥から聞こえていました。


“見えない疲れ”は、静かにたまっていく

だけど今は、少し違う見方をしています。
「人と話すことができなかった」
「買い物に行くだけで頭が真っ白になった」
「思考がうまくまとまらなかった」

これって、目に見えないけれど、ちゃんと“消耗”してるんです。
そしてその疲れ方は、たとえば職場のストレスと同じくらい重たいこともある。


だから私は、がんばっていなくても“疲れていい”と思うようにしている

がんばってない=疲れてはいけない、ではない。
がんばってなくても、心や神経はずっと働きっぱなしだったかもしれない。
むしろ、「がんばれないとき」こそ、内部はフル稼働していたりする。

だから私は今、しんどい日はしんどいまま、ちゃんと休む。
“理由のない疲労”を、そのまま受け入れる。


「がんばってないのに疲れてる」と感じる日は、
「じゃあ今日くらい、何もしないでいいか」と言えるようになってきた。

それだけで、少しだけ心が軽くなりました。

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