私にとって、いちばん苦手な時間帯は「朝」です。
目が覚めた瞬間から心が重くて、体がついてこない。
よく「1日の始まりは希望の時間」と言われるけど、
私は逆に「朝ほど絶望を感じる時間はない」と思っていました。
「朝を乗り越えよう」とするほど、しんどくなった
何度も「朝を改善する方法」を試しました。
朝日を浴びる、音楽をかける、ストレッチをする――。
どれも効果があると聞いてやってみたけれど、
私には「やらなきゃ」が増えるばかりで、逆に追い詰められました。
気づいたのは、「朝を快適にしよう」とするより、
「朝はつらいもの」と割り切った方が、ずっとラクだったということです。
私がやめた3つのこと
- 「朝に予定を入れる」こと
重要な用事や作業は午後以降に。午前は“空白”をデフォルトにしました。 - 「朝から元気でいる努力」
元気が出ないことを異常とせず、“それが今の体の仕様”と受け入れる。 - 「朝に期待すること」
「今日は朝から動けるかも」と期待しない。期待が外れると自己否定が強まるから。
私の生活は「昼から始まる」前提で組まれている
今の私は、「午後2時から人間」くらいの感覚で生きています。
午前中は無理に何かをしようとせず、
できれば音も光も少ない環境でゆっくり過ごす。
その代わり、午後や夜に少しだけ動ける時間を確保するようにしています。
「朝が苦手」という前提で生活を組み替えることで、
自己否定のサイクルから少しずつ抜け出せるようになりました。
自分に合わない時間に、自分を合わせる必要はない
“朝型が正しい”という価値観に苦しめられたこともありました。
でも今は、「私はこの時間帯が合わない体なんだ」と受け入れています。
他の人と比べて動き出しが遅くても、
ちゃんと“自分なりのリズム”で生きていればいい。
そう思えるようになっただけで、気持ちがぐっと軽くなりました。
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