障害があると、突然うまく話せなくなる日があります。
病院、役所、支援機関――「口で伝えないといけない場所」に限って、当日になって不安が強くなり、言葉が出にくくなる。私も何度も経験しました。
そこで取り入れているのが、「今日は話せないかも」と思ったら、伝えたいことをメモにして持参することです。
話すことを紙に任せるだけで、安心感がまったく違う
- 体調、要件、希望を箇条書きにする(例:「最近眠れない」「診断書のことを聞きたい」など)
- 「うまく話せないかもしれません。メモを見てください」と冒頭で渡す
- メモを見せるだけで意思疎通ができると分かっていれば、外出のハードルがぐっと下がる
実際にやってよかったこと
- 当日になって急に不安になっても、落ち着いて対応できるようになった
- 支援者や医療者との認識ズレが少なくなった
- 「伝えられなかった」モヤモヤが減って、帰宅後の疲れも軽くなった
ポイント
- 手書き・スマホのメモ画面、どちらでもOK
- 可能なら2部印刷して、自分の控えも持っておくと安心
- 「これを見て話してもらえますか」とあらかじめ伝えておくとスムーズ
「話せない日がある前提」で準備しておくことは、恥ずかしいことではなく、自分を守る知恵です。
安心して出かけるための、シンプルだけど大きな支えになります。
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