何もできない日。
ベッドから起き上がる気力もなく、スマホすら見るのがつらい――そんな日は、障害のある暮らしでは特別なことではありません。
でも、そんな日が続くと、「自分はダメだ」「また何もしなかった」と、自己否定のループに入りがちです。
私がやってよかったのは、「とにかく今日は体調メモだけ書ければOK」と決めておくことでした。
1行でも書ければ、それは“前に進んだ”ということにする
- 「今日はだるい」「頭痛あり」「眠れなかった」など、一言で十分
- 書けるなら、起きた時間、薬を飲んだ時間もメモ
- できる日は前日と見比べて、「今日はちょっとマシかも」と気づくこともある
実際にやってみて感じたこと
- 「何もできなかった」と思っても、「書いた」という事実が残ることで気が楽に
- 体調の波に少しずつパターンが見えてきた
- 主治医にうまく説明できないとき、メモが大きな助けになった
コツと注意点
- ノートでもスマホのメモでもOK。アプリなら通知設定を活用すると◎
- 無理な日は「書けなかったこと」もメモしておく(例:「しんどすぎて書けなかった」)
- 「この記録は、自分を責めるためじゃなく、自分を守るため」と意識しておく
何かをしようとする意志だけで十分。
体調メモ1つが、自分へのやさしさと記録の積み重ねになります。
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