「特別なスキルがない」「体力も集中力も長くは続かない」
そんな状況でも取り組めるのが、1回ごとの作業で完結する“タスク系”のネット副業です。
今回は、障害のある方にとって現実的な「少しずつでもできる仕事」として、無理なく始めやすいタスク系副業をまとめました。
① アンケート回答
アンケートサイトに登録すると、短い質問に答えるだけで数円〜数十円の報酬がもらえます。
主なサイト:
- マクロミル
- infoQ
- リサーチパネル
特徴:
- スマホで完結
- すき間時間にできる
- 報酬は少額だが、作業ハードルが非常に低い
注意点:
- 長時間取り組むと疲れやすいので、1日数件を目安に。
② データ入力・簡単なリサーチ
「○○について調べて表にまとめてください」といった案件が、クラウドワークスなどに出ています。
できることの例:
- 住所や電話番号の入力
- ネットショップの商品情報の整理
- 指定されたキーワードでの検索&報告
向いている人:
- コツコツした作業が好き
- マウスやキーボード操作に慣れている
③ 口コミ・レビュー投稿
実際に使ったサービスや商品について、感想を投稿する仕事もあります。
ジャンルによっては、障害者としての目線が求められる場合もあります。
例:
- 通販サイトのレビュー
- 支援サービスの体験談
- アプリの使用感など
注意点:
- 嘘の体験はNG。実際に使ったものだけを正直に書くこと。
④ テスト参加・モニター系案件
アプリの使い心地や、簡単なWebサービスの動作確認などを依頼されるケースもあります。
特徴:
- 「指示通りに試して報告するだけ」の仕事
- 一件あたりの報酬はやや高め(数百円〜)
例:
- 「会員登録して、使ってみた感想を報告」
- 「エラーが出ないかどうか確認」など
タスク系のメリットと限界
メリット:
- 短時間でできる
- スキル不要
- 初心者が「お金を得る体験」をしやすい
限界:
- 収入はかなり低め(1日数百円程度)
- 作業の割に疲れやすい
- 継続性や積み上げが少ない
障害がある人にとってのポイント
- 調子のいい日にだけ取り組める
- 成果がすぐ目に見えるので達成感がある
- 「まずはできる範囲から」の入り口としては非常に優秀
まとめ:
- タスク系副業は「第一歩」としておすすめ
- スキルがなくても、報酬が発生する経験を積める
- 続ける中で、「もう少し自分に合った副業」を探す足がかりになる
次回は、「“得意”がわからない人がネット副業を選ぶときのヒント」をお届けします。
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