「スキルもないし、特別な得意もない。何ができるか分からない」
ネット副業を始めようとすると、最初にぶつかるのがこの壁です。
特に、障害を抱えていると、「人よりできないこと」が先に目について、自信をなくしてしまうこともあるかもしれません。
でも実際には、「得意」が見えていないだけで、「合っている仕事」は必ずあります。今回は、「自分に合う副業の見つけ方」をやさしく整理してみました。
目次
スタート地点:「“好き”を小さく使う」
たとえばこんな人がいたとします。
- 漫画を読むのが好き
- パソコンは苦手だけどスマホは毎日使っている
- 誰かに何かを教えた経験はない
一見、仕事に結びつかなそうに見えるかもしれません。でも、
- 「好きな漫画の感想」をnoteに書いてみる
- 「スマホで画像編集」をしてSNSに投稿してみる
- 「障害者としてどんなアプリが便利だったか」をブログにまとめる
など、形を変えれば仕事の種になります。
ヒント①:「やってみて疲れにくいこと」をメモする
向いている仕事は、「楽しい」より「疲れにくい」ことから見つかることがあります。
1時間やってみて、「意外と疲れなかったな」と思えることは、あなたにとって“合っている”可能性が高いです。
ヒント②:「人からよく聞かれること」を振り返る
人から何度も聞かれることは、あなたが無意識に詳しい分野かもしれません。
- 「制度にくわしいね」
- 「ブログってどうやって始めるの?」
- 「このサービス、どうだった?」
こういったやりとりの中に、副業のヒントが隠れていることもあります。
ヒント③:「経験そのもの」が価値になる分野を狙う
障害がある人にとって、就労や制度利用、生活の工夫などの経験は、それ自体が「一次情報」として貴重です。
- 就労支援を使った経験
- 障害者手帳を取ったときの流れ
- 月収9万円でのリアルな暮らし
こういった経験は、ブログやnoteにすることで、同じような状況の人の助けになります。
ヒント④:「やらなきゃ」と思っていないときにやっていることを見る
無意識にやっていること、ついやってしまうことは、案外あなたの“強み”です。
- 体調が悪くても、ついスマホで調べ物をしてしまう
- 時間があると画像をいじって遊んでいる
- 気づいたら人の相談に文章で答えている
こうしたことは、副業につながる可能性が十分にあります。
まとめ:
- 「得意なことがない」は、“まだ見えていない”だけ
- 疲れにくいこと・無意識にやっていることがヒントになる
- 自分の経験が、そのまま仕事になることもある
次回は、「支援制度を活用してネット副業を育てる方法」をお届けします。
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