「いま何してるの?」
この質問、障害があると少し身構えてしまいませんか?
働いていない時期は、答えるのがつらくて話をそらしたくなったり、「就労支援に通ってます」と言っても相手に伝わらなかったり。
そんな中、ネット副業を少しでもやっていると、不思議と“話せるネタ”ができてくるんです。
今回は、「副業が自己紹介の材料になる」という意外なメリットについて書いてみます。
目次
① 「収入より、“活動している”ことが大きい」
たとえば…
- 「noteに障害の体験を書いてます」
- 「ブログで制度のことをまとめてます」
- 「イラストをSNSで発信してます」
たとえ収益が出ていなくても、「自分の名前で何かをしている」ということ自体が、話の糸口になります。
② 「実際に見せられる」から、相手も理解しやすい
noteやブログのURLを見せると、「あ、こんなことしてるんだ」と相手に伝わりやすくなります。
文章や作品があると、「なんかちゃんとしてるな」と思ってもらえることもあります。
口ではうまく説明できなくても、“これ見てください”で済むのは大きな強みです。
③「働いてる・働いてない」の境界を、自分の言葉で塗り替えられる
就労継続支援や制度利用だけでは、「社会とつながっている感じ」が得にくいこともあります。
でもネット副業は、「読者」「フォロワー」「買ってくれた人」など、明確な“つながり”が生まれやすい。
それが、「働いているわけじゃないけど、ちゃんと何かをしている」という感覚につながります。
④「言いづらさ」が少しだけ軽くなる
本業としての仕事はなくても、「実は副業でこんなことをやってて…」と話すだけで、雰囲気が変わることがあります。
- 「すごいね」「面白そうだね」
- 「実は自分も興味あって」
- 「どこで学んだの?」
そういう反応が返ってきたとき、自分を少しだけ肯定できるようになります。
⑤「次の仕事」や「新しい出会い」につながる可能性も
副業でやっていた活動をきっかけに、
「記事を書いてほしい」
「その体験、講演で話してくれませんか」
「実は似たような活動をしていて…」
そんなふうに声をかけられることも。
“自分から名乗れる何か”があると、人生の選択肢が増えるんです。
まとめ:
- ネット副業は、自己紹介の「武器」にもなる
- 収益がなくても、“活動している事実”は説得力がある
- 誰かに話せる何かがあるだけで、自分への見方が変わる
次回(第29回)は、「ネット副業に“飽きたとき”どうしてるか?」をテーマにお届けします。
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