ネット副業では、ブログやnote、SNSなどで「自己紹介」が必要になる場面が多くあります。
でも、障害があると、「どう伝えたらいいのか分からない」と悩むことも多いのではないでしょうか。
- 障害名を書くべき?
- できないことまで正直に書くべき?
- 嫌われたらどうしよう…
この記事では、自己紹介でつまずいた経験と、実際にやって効果があった工夫をお話しします。
目次
① 最初は「自分を説明すること」が怖かった
就職活動のときもそうでしたが、「私はこんな人です」と伝えるのは、ものすごく勇気がいります。
とくに障害については、
- 隠すか、伝えるか
- どこまで言えばいいのか
- 重く感じられないか
など、迷いが尽きませんでした。
②「事実」だけを書くことでラクになった
感情や評価を抜いて、「ただの事実」として書くことを心がけました。
例:
✕「長年病気で社会に出られず、自信がありません」
〇「20代から療養を続けており、現在は支援を受けながら在宅で文章を書いています」
“かわいそう”でも“立派”でもなく、ただの状態として伝えることで、気持ちが落ち着きました。
③「自分にできること」に焦点を当てる
たとえ制限があっても、「今の自分にできること」は必ずあります。
- 毎日は無理でも、週に1回投稿しています
- 実体験をもとに、制度や働き方について書いています
- 音声ではなく、文章でのやりとりが得意です
「できないこと」より「できる範囲」を書くと、自信にもつながりました。
④ 読者に向けて“ひとこと添える”だけでも違う
「どうせ誰も見ない」と思っていた頃でも、プロフィール欄にこう添えたことがあります。
体調に波がありますが、自分なりのペースで発信しています。
同じように悩む方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
この一言があるだけで、「あなたの文章に励まされた」と言われたことが何度もありました。
⑤ 書きたくないときは、書かなくてもOK
「自己紹介を書かないと副業にならない」と思っていた時期もありましたが、実際には、**記事そのものが“自分を語る手段”**になります。
だから、無理に書かなくてもいい。
記事や投稿が積み重なれば、「この人はこういう人なんだな」と伝わっていくからです。
まとめ:
- 障害があると、自己紹介が重荷に感じることがある
- でも、「事実だけ」「できることだけ」で十分伝わる
- 無理して書かなくても、投稿を重ねれば自然に伝わっていく
次回(第42回)は、「障害がある自分が“発信してもいい”と思えた理由」をテーマにお届けします。
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