障害があって働けない時期、
ずっと「自分は社会にとっていらない存在かもしれない」と思っていました。
- 家にも居場所がない
- 仕事もできない
- 誰かに必要とされていない
そんな状態から、ネット副業を始めて、少しずつ「居場所」の感覚が戻ってきた。
この記事では、その変化のプロセスを振り返ってみます。
目次
① 最初の頃は、“逃げ場”だった
副業といっても、最初は「働く」なんて意識はなかったです。
- 就労できないあいだの暇つぶし
- 自分の記録としてのnote
- 誰にも見られないブログ
むしろ、**「ここでは何者でもなくていい」**という感覚に救われていました。
② 少しずつ、「読んでくれる人」が現れた
何記事か投稿していくうちに、アクセスがちょっとずつ増えて、
読者から感想やコメントが届くようになっていきました。
「この文章、気持ちがわかります」
「同じような体験をしました」
そんなやりとりが、**“社会との小さな接点”**のように感じられました。
③ 「この場では、自分でいてもいい」と思えた
リアルの場では、障害を隠したり、説明したりする必要があって疲れていました。
でもネットでは、自分のペースで、自分の言葉で発信できる。
- 体調に波があってもOK
- 誰かの期待に合わせなくていい
- 無理に“ちゃんとした人”にならなくていい
この安心感が、じわじわと心をほぐしてくれました。
④ 反応がなくても、「誰かの役に立ってるかもしれない」と思えるように
全然コメントが来ない日も、収益がゼロの日もありました。
でも、あるとき読者の方がこう言ってくれました。
「反応したことなかったけど、いつも読んでました」
それ以来、「見えない読者」もいると思えるようになった。
それが、副業を“独りじゃない場所”に変えてくれた瞬間でした。
⑤ 副業は「成果を出す場」じゃなく、「戻ってこれる場」になった
調子が悪くて何もできない日が続いたとき、
ブログやnoteを読み返して、「こんなに積み上げてきたんだ」と思えた。
稼げていなくても、結果が出ていなくても、
“自分の声が残っている場所”があるというだけで、救われる。
ネット副業は、いつのまにか**「戻ってこられる場所」**になっていました。
まとめ:
- ネット副業は、孤独の中での“居場所”になりうる
- 誰かと比べず、自分のペースで続けられることが支えになる
- 発信を通して、自分の存在を少しずつ肯定できるようになる
次回(第48回)は、「発信をしていると“人に優しくなれる”理由」をテーマにお届けします。
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