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制度に頼ったら、自分がダメな人間になる気がしてた。


支援制度のことを教えてもらったとき、
私は正直ありがたいと思いました。

通院費が軽くなる、自立支援医療。
障害者手帳があれば、割引もあるし、就労支援にもつながる。
生活が少しでも安定するのは、本当に助かることのはずでした。

でも、それなのに――
なぜか、申し込むことに強い抵抗がありました。


「甘えたら、終わりだ」と思っていた

昔から、“努力すればなんとかなる”という価値観で生きてきた私にとって、
制度に頼ることは「自分を甘やかすこと」のように思えていました。

たとえ限界でも、「ここで頼ったら、自分はもうダメになる」
そんな強い恐れがあったのです。


制度を使ったら、自分を見失うような気がした

助けてもらうことで、
「私はもう“まとも”じゃない」って認めてしまう気がした。
制度の利用=自分の“敗北宣言”みたいな感覚。

でもそれは、完全な思い込みでした。


本当にダメになるのは、何も使えず壊れていくことだった

制度を避けて、がんばって、がんばって――
ある日、身体も心も動かなくなりました。

病院にも行けず、電話もできず、何もできなくなって、
「これがダメになるってことか」と実感したのは、そのときでした。


制度は「立ち直るための道具」だった

思い切って支援を受けてみたら、少しずつ生活が整い、
自分の時間が持てるようになりました。
“堕落”なんてしなかった。
むしろ、ようやく自分を取り戻せた感じがしました。


まとめ:「制度を使う人」になっても、私は私だった

制度に頼っても、人としてダメになんてならない。
むしろ、自分を守る力を手に入れるということだった。

私は、自分のために制度を使っていい。
それを認めるまでに、時間がかかったけど、
今はそれでよかったと思っています。

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