何もかも失った気がしていた。
働けない。
お金がない。
将来の見通しも立たない。
支援制度を使うなんて、
「負け」の象徴みたいに感じていた時期もあった。
目次
でも、「使ってみた」ことで少しだけ、足元が固まった
- 自立支援医療で通院が続けられるようになった
- 障害者手帳で交通費の心配がなくなった
- A型事業所で週に数日でも“働けている”実感が生まれた
何か劇的に変わったわけじゃない。
でも、生活が「回る」ようになった。
「このままなら、なんとかなるかもしれない」と思えた
それは、すごく大きなことだった。
明日を“想像できる”ようになった
今週の予定を“立てられる”ようになった
来月も“生きてるかもしれない”と思えた
これは、自分ひとりの力では得られなかった感覚だと思う。
制度は、夢じゃない。でも“土台”になる
誰もが制度を使えばすぐ人生が好転するわけじゃない。
でも、底が抜けたままの生活に、底板を敷いてくれるような力がある。
そしてその上で、
「じゃあ今日は何しようか」って考える余裕が、少しずつ戻ってくる。
まとめ:制度を使ったことは、弱さじゃなかった。生きる意志だった
制度を使って初めて、
「生き延びる」ことが、自分にとって最優先なんだと気づいた。
自分を守るために、制度を使った。
それは、ちゃんと“選んだ行動”だった。
そして今、私は少しだけ、
「この先も、生きていけるかもしれない」って思えている。
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