体調が悪いだけでなく、心まで重くなるような日が続くと、「生きているだけで精一杯」という感覚になります。
そういうとき、私は「何かをがんばる」ことではなく、「無理せずできること」を少しずつ探してきました。今回は、その中で効果を感じたものを紹介します。
目次
ベッドから出られない朝にしていたこと
まず、カーテンを開ける
「今日もダメかもしれない」と思う朝。そんな日は、無理に気合を入れようとせず、ただカーテンを開けて、光を入れるようにしていました。
太陽の光を浴びるだけでも、体内時計がリセットされ、気分が少しだけ変わる気がします。
「顔を洗う」だけで1日が始まる
何かをやる気力が出ない日こそ、「顔を洗う」だけで自分を肯定するようにしていました。
たったそれだけでも、「今日はゼロじゃなかった」と思えることが、次の日につながることがあります。
気分を記録して、自分のリズムを知る
毎日の体調と気分をメモする習慣
日記を書くのはハードルが高かったので、「調子:◎○△×」みたいに、体調と気分を簡単に記録していました。
数日ごとに見返して、「自分はどの周期で落ち込むのか」「回復にどれくらいかかるのか」が見えてきたことで、無理をしないタイミングがわかるようになりました。
不調のサイクルが見えたら、無理を減らせた
「このへんで体調が悪くなるな」と予測できるようになると、あらかじめ予定を減らしたり、頼れる制度を早めに使ったりする判断がしやすくなりました。
他人と比べるクセを手放す方法
「元気だった頃の自分」と比べて落ち込む
つらいのは、過去の自分と比べてしまうときでした。「前はもっと働けたのに」「これくらい普通だったのに」と思うたび、できない今の自分を否定してしまう――。
でも、その「元気な自分」は、もう無理をしていたかもしれないと、少しずつ思えるようになりました。
「昨日よりマシだったらOK」という考え方
他人と比べない、自分の理想像とも比べない。
「昨日よりほんの少しだけよかったなら、それでいい」
そういうふうに考えるようになってから、しんどさの中にも希望が持てるようになりました。
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