当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

制度を使い続けることへの不安と、どう向き合ってきたか


ありがたい制度がある。使っていいとわかっている。
実際、制度のおかげで生き延びることができた。
それでも、ときどき不安になるんです――

「このままずっと制度に頼っていて大丈夫なんだろうか」
「抜け出せなくなったらどうしよう」
「いつか打ち切られるんじゃないか」

そんな“言葉にしづらい不安”と、私はずっとつきあってきました。


頭の片隅にある「依存してしまうのでは」という不安

甘えているんじゃないかという疑念

休んでいるのは必要なこと。支援を受けるのも当然の権利。
そう自分に言い聞かせながらも、「もう少しがんばれるんじゃないか」「自立できていないのでは」と、自分を責める声が消えないことがありました。

“制度から抜けられなくなる”未来を怖がっていた

今はありがたい。でも、この状態が何年も続くのでは?
「このままじゃまずい」と思っても、現実にはまだフルタイム勤務など到底無理。
“現状に感謝しつつ、将来に不安を感じる”という、矛盾した心の状態に揺れていました。


不安を少し軽くした、いくつかの考え方

「制度は“ずっと”使うものじゃなく、“いま”を守るためのもの」

未来のことを考えると、不安はどうしても膨らみます。
でも、制度は「いま必要だから使っている」。
「ずっと使い続ける」と決めたわけでもないし、「抜け出せるタイミングが来たらそのとき考えればいい」と、少し割り切って考えるようになりました。

支援者に相談してもよかった

一人で不安を抱え込まず、「このまま使い続けていいんでしょうか」と正直に聞いてみたことがあります。
すると、「多くの人が同じことを考えますよ」「その不安ごと一緒に支えるのが制度です」と言ってもらえました。
それだけで、ずいぶんと気持ちが軽くなりました。


「制度を使っている自分」を肯定する

支援があるから、自分らしく暮らせている

制度を使うことは、逃げでも依存でもなく、「必要な支援を受けている」だけ。
その支えがあるからこそ、自分らしい生活や、回復への歩みが実現できている――そう思えるようになりました。

不安を抱えながらでも、前に進んでいる

「不安がある=間違っている」ではない。
不安を感じながら、それでも制度を活用して、生活を築いていけている。
その事実自体が、自分が前に進んでいる証なんだと、今は思えています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました