当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

制度に頼りながら、少しずつ“自分の力”も育ててきた話


支援を受けていると、「甘えてるのでは」とか「自分の力で立たなきゃいけないのでは」と、どこかで焦ってしまうことがあります。

でも私は、制度に頼っていた時期こそ、「本当の意味での自立」に近づけていたと思うんです。
無理して突っ走るのではなく、支えがあるからこそ、自分のペースで力を育てていけた――それが、今の実感です。


頼ることと、自立は矛盾しない

「頼ったら成長できない」は思い込みだった

制度に頼る=自分でやっていない、というイメージが昔はありました。
でも実際には、支援があったからこそ、倒れずにすみました。
“支えてもらっているあいだに、自分の足を作る”というプロセスこそが、ほんとうの意味での自立だったのかもしれません。

“支えられながら進む”ことも選択肢のひとつ

全て自力でやる必要はない。
支援を受けながら、自分の状態を知り、少しずつ負荷を増やしていく。
そういう道筋があってもいいと気づけたのは、制度の中に身を置いたからでした。


少しずつ、「できること」を積み重ねた

通所や作業が「土台づくり」だった

就労支援での数時間の作業や軽作業が、最初はとても大変でした。
でも、週3日を継続できるようになったとき、「あ、自分には継続力があるのかも」と感じました。
それは明らかに“自分の力”で得た実感でした。

生活リズムや思考力も取り戻せた

支援があったからこそ、起きる時間が決まり、日中に活動する習慣が戻ってきました。
「今日はどんなふうに過ごそうか」と考える力も、少しずつ育ってきました。
焦らず、でも確実に、“前より自分らしく”生きられているという手応えがあります。


制度の中でも、自分らしい挑戦はできる

新しいことにチャレンジする余力が生まれた

余裕がないときは、何も始められません。
でも、制度によって生活のベースが安定したことで、「ブログを書いてみようかな」「誰かの役に立つことをしてみたい」と、やってみたいことが増えていきました。

「やりたいこと」に目を向けられるようになった

義務ではなく、「自分からやってみたい」と思えること。
それが見えてきたとき、「支援の中でも、自分らしい挑戦はできるんだ」と感じました。
制度があるからこそ、その土壌が整ったのだと思っています。


まとめ:支援に頼ることが、自分を育てる土台になる

「制度に頼っている」ことは、何も恥ずかしいことではありませんでした。
それは、自分を守り、自分を整え、自分らしく生き直すための“時間と空間”をもらうことだった。

そしてその時間の中で、少しずつ育った「自分の力」は、たしかに今、根を張りはじめています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました