暮らしの中で、突然どっと疲れが来ることはありませんか?
障害によって体力や気力が不安定なとき、「動けない」「立っていられない」と感じる場面は急に訪れます。
そんなときのために、私が取り入れているのが、“休む場所を決めておく”という工夫です。
「休む場所」を先に決めておくと、安心して過ごせる
- 自宅の中で「疲れたらここに横になる」と決めたスペースを作っておく
- たとえば、リビングのすみにマットと毛布を置く、ベッドの上にタオルケットを常に準備しておく、など
- 「そこに行けば休める」安心感があるだけで、精神的にも余裕ができる
実際にやってよかったこと
- 疲れてから場所を探す手間がなく、すぐ横になれて体調が悪化しにくくなった
- 「横になること」に抵抗を感じにくくなり、無理を減らせた
- 支援者や家族と共有することで、「今日はここで休みます」と意思表示がしやすくなった
コツと工夫
- 場所は“人目につかず安心できる空間”を優先(たとえば部屋の隅、カーテンで仕切るなど)
- 物を避けるだけで簡単に休めるスペースがつくれる
- 外出先でも「このカフェなら休める」「この公園のベンチが落ち着く」といった“避難所”を頭に入れておくとさらに安心
「いつでも横になれる場所がある」――それだけで、心と体の緊張が和らぎます。
体調の波とうまく付き合うために、先手を打っておくのがコツです。
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